レントシーバー

無線機・インカム・トランシーバーの基本的な使い方

レンタルする(購入する場合も)前に知っておきたい!
無線機・インカム・トランシーバーを便利に、よりよく使うためのポイント。

無線機って?携帯と似たようなものでしょう?と思っていませんか?

最近は街中やレジャーシーンなど至るところで使われていたり、またスマートフォンで無線機アプリを使用したり、と見かけることが珍しくなくなりました。しかしその一方、知られているようで意外と知られていないのが無線機の世界。

連絡用ツールとしては歴史も長くとても便利な道具なのですが、携帯電話と似ているようで実は結構違っているので初めて無線機を使う方は戸惑われるかもしれません。でも、急にお仕事やイベントで必要になることも・・・。また最近多い災害発生時の非常用連絡手段としていつ何時使うことになるかわかりません。

いざというとき、また必要に迫られたとき困らないように 基本的な使い方とコツをご紹介します。

そんなに難しいものではないので、その点はご安心ください。

無線機・インカム・トランシーバーの基本的な使い方

シンプルにざっくり説明すると下記のとおりです。

  1. 電源を入れる
  2. チャンネルを合わせる(=通話する相手と同じチャンネルに合わせて通話可能な状態にする)
  1. 通話する
    • (1)(話したい時)PTTボタンを押し、押した状態のまま話す
    • (2)(話し終えたら)PTTボタンから手を放し相手の返信を聞く
    • (3)(相手が話し終えたら)再度PTTボタンを押しながら返答する
    • 以下くりかえし

無線機での通話は基本的に一方通行です(同時通話可能な機種は除く)。相手が話しているときは自分は聞くだけ。自分が話をしていれば相手は聞くだけ。その繰り返しです。

また、PTTボタンを押していなければ話をしても相手には聞こえません。

電話のように相手の話に相槌を打ったり、話の途中で聞き返したり、といったことはできません。話していても相手の反応がわからないので慣れないうちは戸惑うかもしれません。でも、使っていくうちに気にならなくなりますし、電話やSNSでのメッセージのやりとりがいつのまにか短く簡潔に済ませる癖がつくかもしれません。要は慣れです。

とはいえ、業務や半業務となるとそれではちょっと困ります。いかに情報をスムーズに伝えるか、その点において無線機の使い方に慣れるかはとても重要です。

無線機・インカム・トランシーバーでスムーズに通信をするコツ

一対一で通話する場合

A:(最初の呼びかけ)Bさんどうぞ(または、Bさん取れますか?)

B:(応答する)はいどうぞ

A:(用件を伝える)・・・・(どうぞ)

B:(応答する)了解、など

グループ(複数で使う)

特定の人に話しかける場合

A:(最初の呼びかけ)A(自分の名前)です。Bさんどうぞ(またはBさん今いいですか?など)

と呼びかけて相手が「どうぞ」と返せば続けて自分の用件を伝えます。

グループ全体に話しかける場合、情報共有したい場合

A: (最初の呼びかけ)A(自分の名前)です。(そのまま用件を伝えます)

グループのメンバーはそれに対して「了解」など応答します。

これは基本的なやり取りなので、絶対にこうでなければならないというものではありません。また機種やモードによっては誰からの通信か表示で判る場合もありますが、常にディスプレイを見ることができるとは限りません。通信相手が増え、大人数での通話となると、また忙しくなって音声だけでやりとりしていると誰からの連絡かわからなくなる場合があります。

  1. 名乗る、
  2. 呼びかける、
  3. 確認して伝える

とおぼえておくとスムーズに通話ができ、意思疎通しやすいのでおすすめです。

無線機の基本的な使い方、まとめ

本当に基本の使い方だけ、ですが携帯電話などでのやりとりとは違うということはお解りいただけたでしょうか。

伝え方が異なる、ので伝わり方も当然異なります。付け加えると一対多数に連絡できるため、誰にも聞き取りやすいよう 簡潔に明瞭に、を心がけるのも大切です。また全員で共有している(皆が聞いている)という点も念頭に置いて話すということも抑えておきましょう。

以上、無線機・インカム・トランシーバー便利に、よりよく使うためのポイントその1 無線機の基本的な使い方でした。

今回ご紹介した基本的な使い方、おすすめの(基本)レンタルプラン

 

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