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秘話性能が高い!デジタル簡易無線機を使用するメリット

秘話性能が高い!デジタル簡易無線機を使用するメリット

テレビやスマホ、非接触型ICカードなど様々な分野に電波が使用されています。
今後も生活を便利にするような、電波の利用が増加すると予想されています。一方、利用できる電波の周波数には限りがあります。
そのため、有限の電波資源を有効利用することが不可欠になってきます。
その一環として、これまでの簡易無線の通信方式が、アナログ方式からデジタル方式へ移行することになりました。

デジタル簡易無線機のメリットについて

デジタル簡易無線機は電波資源の有効利用に加えて、様々な特長を持っています。先ず挙げられるのが、高い秘話性能となります。
秘話コードをかけることで、部外者への情報漏えいを予防できます。
そして、デジタルならではのクリアな音声で通信でき、豊富なチャンネル数とユーザーコードで混信リスクを大幅に低減できます。

無線情報が飛び交う現状においては、次世代無線機として不可欠な性能を有しているといえます。デジタル簡易無線には免許局と登録局があり、登録局は免許を取らなくても利用できます。簡単な登録だけで使えるので、アナログ簡易無線よりも簡単に導入できるわけです。

デジタル簡易無線の使用には、要申請という条件が伴います。申請は総務省の総合通信局に対して行いますが、必要書類は総務省のWebサイトで入手できます。また、購入した無線機器に付属していることもあります。
基本的には申請書類に必要事項を記載して、担当部署に郵送するだけで済みます。申請書類に問題がなければ、後日、無線局登録状が送られてきます。そこには登録番号が記載されており、開局届に記入することになります。

開局届は通信を開始した日から、15日以内に提出する必要があります。因みにデジタル簡易無線は電波使用料がかかり、包括登録(複数台登録)は1台540円で、個別登録は600円と決められています。

デジタル簡易無線機は免許が要らない

デジタル簡易無線では、アマチュア無線のような免許は必要ありません。簡単な書類申請で使えるので、誰でも気軽に利用できます。
一般的な認知は広がっていませんが、ケータイやスマホよりも利便性が高いと言われています。

その大きな理由が山間部や海上、そして未開拓地で使用できることです。中継基地が無くても、比較的に長距離の通話が可能となります。
しかも音声がクリアなので、周囲が多少騒々しくても全く問題ありません。スマホやケータイでは基地局が近くにないと、通話圏外になることが多いものです。

それに対してデジタル簡易無線機は、端末同士が直接に通信し合うことが可能です。
デジタル簡易無線はトランシーバーとなるため、1台の端末から複数の端末に同時発信できます。確かにスマホなどでも複数通話は可能ですが、接続端末に限度があるのが実情です。それに対してデジタル簡易無線機では、必要なだけ接続端末を増やせるわけです。
仕事やレジャーなどで複数の人に同時連絡する際には、スマホなどよりも利便性が高いと言えます。

また、ショップやイベントでよく使われる特定小電力無線と比べても、圧倒的な優位性を持っています。
さらに、豊富なチャンネル数やユーザーコード通信によって、混信の可能性が大きく低減されます。さらに、秘話キーを使用することで、秘匿性の高い通信が可能になります。

無線機をレンタルする場合には様々な手続きや登録作業の手続きは一切不要です。届いてからすぐご利用いただけます。

デジタル簡易無線機は通信距離が長い

デジタル簡易無線の機器は、アンテナを高性能なものにバージョンアップできます。
合法的にアンテナ交換ができるので、電波飛距離をアップさせることも可能です。

レントシーバーでは、レンタルの標準セットとして、ロングアンテナとショートアンテナをお付けすることができますので状況に応じて、使い分けていただくことが可能です。

ショートアンテナの特徴

ハンディ型の無線機を購入したときに、ショートタイプのアンテナがよく付属としてついてきますが、10㎝ほどのものを指します。
大体無線機の大きさと変わりません。そのため、コンパクトで見た目もすっきりとした印象です。

ロングアンテナの特徴

20㎝程の長さがあるアンテナを指します。ショートアンテナに比べて室内よりも、広い屋外や高所の送受信に向いています。

無線機に関しても合法な機器を使う必要があり、非合法な無線機を使うと処罰されることがあります。
無線機の使い方としては、通話する機器は同じチャンネルに合わせる必要があります。一つのチャンネルのなかでは、1台しか送信することができません。送信するにはボタンを押して話し、ボタンを離せば送信が止まります。

受信側は電源を入れていれば、自動で受信できます。すなわちスマホや携帯電話のように、同時通話ができないわけです。
市街地の通信距離については、特定小電力無線が100m~400メートルほどですが、デジタル簡易無線では1~2キロメートルが普通に届きます。実際の住宅街には鉄筋コンクリートの建物で、無線が使われることが少なくありません。そうなると、前者では100メートルしか届かないこともありますが、デジタルでは1キロは余裕で届くわけです。

実際の電波出力に関しては、デジタルが5ワットであるのに対して、特定小電力は0.01ワットと500倍の差があります。
但しデジタルは高出力である分、値段も高くなるわけです。それでも通常の特定小電力無線の2~3倍程度なので、出力の高さから見れば許容範囲内の値段だと言えます。

スマホやケータイでは連絡を取るのに支障をきたすことがあり、山間部に入ったりすると通話圏外になりがちです。
頻繁に連絡を取る際には、スマホなどで電話をかけるのは手間となります。そのような場合に便利になるのが、デジタル簡易無線機です。
これはデジタルタイプのトランシーバーで、遠距離でもクリアな音声で通話することが可能です。

 

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