レントシーバー

アマチュア無線は仕事には使えません

長年多くの方に愛好されているアマチュア無線。個人の趣味や無線技術の向上を目的として使用される無線通信ですが、仕事(業務)で使うことは電波法で禁止されています。

禁止されてはいますが、アマチュア無線は最も短い距離でも数キロ、出力の高いものでは数百キロ と結構な距離で通信ができるので仕事に使う人が多い…ようです。

アマチュア無線の業務利用は電波法違反

日本国内では何事も日本の法律に基づいて行動しなければなりません。電波を使用する無線機の扱いについては「電波法」で定められた内容に従うことになります。

アマチュアは電波法の施行規則第3条第1項(業務の分類及び定義)

十五 アマチュア業務 金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究その他総務大臣が別に告示する業務を行う無線通信業務をいう。

電波法

と定義されているので、その他の業務(仕事)目的で使用することは電波法違反、違法または不法行為となります・。

電波法に違反するとどうなるの?

電波法に違反すると、電波法の規定に基づいて“1年以下の懲役又は100万円以下の罰金”の罪に問われることになります。また、アマチュア無線従事者(アマチュア無線技士、アマチュア無線の資格をもつ人)が違反した場合は 従事資格停止の行政処分を受けることになります。

ちょっと使うだけだから、自分が持っている無線機があるからちょうどいい、と使ってしまうのかもしれません。建設現場や一日二日のイベント、会合だから少しだけだから‥と。でもそれ、法律違反です。

使うつもりだったものが、使えない(使ってはいけない)となると、予定していた仕事もですし、それに関係するすべてのひとが迷惑をこうむる、支障がでる かもしれません。
機能として使える と使っていい は別物なんですよね。

アマチュア無線の活躍

営利目的の通信は電波法違反ですが、ボランティア等の非営利活動の連絡は可能です。
昔から日本赤十字社にはアマチュア無線奉仕団というものがあり、災害時の対策として活躍されていました。マラソン大会や体育大会、地域のイベントやお祭り、学校行事ほか 幅広く公の地域活動で利用することができます。
ただし、使用するための免許や資格は必要ですし 電波法は守らなければなりません。

仕事なら仕事用、趣味には趣味の無線機を

無線機、トランシーバーは 性能がよいものを使おうとすると、なんかこの先読み進めにくいんだよねー。それをすべてそろえようとするとやはり費用がかさみます。また、たまにしか使わないのに買うのはもったいない、それも当然です。

でもそのためにレンタルトランシーバーがあるわけですから

お仕事でトランシーバーが必要な時は、レンタルトランシーバーを使ってください。

法律的にも安心してお使い頂けますよ。

 

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